出版社5社・電子書店1社が参加してブロックチェーン技術を活用した海賊版対策の実証実験を開始

お知らせ

当社が株式会社実業之日本社(登記上の表記は「實業之日本社」、本社:東京都港区、代表取締役社長 岩野裕一)とともに開発を進めているコンテンツの流通に関するシステムについて、本システムの第1フェーズが完成し、12月20日から約2ヵ月間の予定で海賊版防止を目的とした実証実験を行います。この取組には、実業之日本社に加えて、株式会社岩波書店、株式会社河出書房新社、株式会社祥伝社、株式会社ポプラ社(以上、50音順)の出版各社も参加いたします。

https://portal.www.bprj.jp

実験では、現在「マンガ図書館Z」で無料公開されている各社の作品(実業之日本社24点、河出書房新社2点、祥伝社1点、ポプラ社と岩波書店は0点)の「作品情報ページ」に、著作権者が確認した上で公開されていることの証として、「出版ライツ」のマークを表示します。

本事業は、経済産業省の助成事業に採択されており、「著者(著作権者)と出版社の合意」、すなわち「出版契約(著作物利用許諾契約)」においてなされた合意内容と契約の存在を、データの改ざん不能というブロックチェーンの特性と電子署名技術を組み合わせた分散型プラットフォームの実現を目指します。当社はそのアーキテクチャ設計とシステム開発を担当しています。

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